save animal life 小さな命を救いたい

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異国の地での告白



1月3日

前夜のイモリ騒動で、不安を抱えていた私達は
郊外のホテルから、町の中心街のホテルへと変わるため
朝早くからいそいそと活動をしていた。

ちょうど、その頃 フィリピン人達も起きだして来たので
一緒に朝食をとることになった。
朝食後、彼らは母国へと帰路につく。
名残惜しさが漂う中、1人のフィリピン人に
「散歩でもしよう!」と誘われる。
2人でホテルの周りを散策していると、そのフィリピン人が
なにやらはっきりとしたことは分からなかったが
私のことを好きだ・・みたいなことを言っている。
そして、自分が身に付けていたネックレスを記念に・・といって
私にくれ、さらには「いつかフィリピンに来て欲しい」と言うのだ!
これって「プロポーズ???」
そうは思いながらも、出会ってすぐなのにそう言う彼の心理が分からず
金目当て(→もってないけど!笑)かもしれない。
もしくは日本人の女の子ということで
甘く見られているのかもしれない・・という疑惑も拭いきれず
結局彼の気持ちには答えることはなかった・・・。
ついでだが、その後日本に帰国してからもしばらくの間
彼からのメールが届いた・・。

そして、私たちも中心街へ向けて
バックパックを背負い、出発したのだった。
初めて乗る、タクシー。
常々、日本人はぼったくられるから気をつけなくては!と
思っていた私達だったので、かなり慎重だった。
わざと遠回りをしていないか、地図を片手に
運転手に無言の圧力をかける・・。
請求する値段は適当か?
(しかしこれは相場が分からなかったので、イマイチ
正当な値段だったのかは判定しにくい)
かなり疑ってかかっていた。
騙されないように、細心の注意を払っていたのだ。

しかし・・・、この後あっさりと私たちはタイ人に騙されてしまうのだった・・・。

ネクスト




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